シドニーに帰還。

タナカミサト

2010年11月01日 04:28

というわけで、無事約2カ月間の旅を終えてシドニーに戻ってきました。

アデレードやメルボルンは、この時期寒いのでまた暖かい時期に行こうと思っております。


パースを発つ前夜に、同じ部屋だったイギリス人の子にとってもらいました↓↓



私の旅スタイル。

はじめてのバックパッカーだったので、無駄なものも多々ありますが
よくこれだけの荷物を背負って旅できたな~なんて思ってます。

この荷物から解放された反動なのか
旅の間、早寝早起をして朝ストレッチ、散歩をしたからなのか
オーストラリアの大自然からパワーをもらったからなのか

シドニーで再会した友達がなんだか小さく思える!?

まさかのまさかですが、身長が伸びてしまったようです。

シドニーでの新しいシェアメイト(オーストラリア人の女の子177㌢)が
「私と同じ位だから、もう絶対174㌢ではない!」って。

2カ月で3センチ・・・・
日本に帰って身長を測るのが楽しみ、いや恐ろしいです。。



何はともあれ、無事に旅を終えることができました


本当に多くの個性豊かな人達と出会い、壮大で美しい景色を肌で感じ
とくに苦労した事はなかったですが、様々な経験をするなかで

自分にはこんな感情があったのかと、自分でも驚くほど
日本にいるだけでは感じることができない、数えきれない感情を知ることができました。


もともと一人でいることが嫌いではなかったけれど
ここまで自分と向き合ったことは初めてで、自分はどんな人間なのか
何がやりたくて、これからどうやって生きていきたいのか・・・

などなど少しですが、見えてきたような気がします。


それと、様々な国の人と接する中で、やはり日本人は生まれながらにして
他の国にはない秀でた”何か”を持っているんだと感じました。 

多くの人達は「日本が好き」だと言ってくれる。
それがうれしい。

ただ、日本人は自国のことを好きだと言わない。
祖父の世代が産業を発展させてくれた時のような、パワーもない。

昨年の調査で、世界33か国中、自国に対する誇りが最も低い国は日本だった。
(最も高い国はオーストラリア)
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=35877


ある人が「日本の新しい世代は怠け者でパッションがない。目標もなく、つまらない」と言っていた。
間違いではない・・・・と新しい世代の一員ながら思う。
(私は"行動できる人"と"行動しようとしない人"の二極化が進んでいるのではないかと感じる。)

同じワーキングホリデービザでオーストラリアに滞在している日本人を見ていても
よく「オーストラリアまで何しに来ているんだろう・・・」と思うことがある。

目的はそれぞれだし、オーストラリアに来た理由も人それぞれだと思うから
何がどうってわけじゃないけど、なんだか「それで人生楽しいの?」って思ってしまう自分がいて驚いた。


「外にでて、はじめて良さが分かる」って言われているけど
良さから悪さから、いろいろ感じ取ることができてよかったと思う。


日本という島国から一歩外にでると、案外世界は狭いんだと思えるようになった。
とくにオーストラリアは他民族国家で、多くの人種が共存しているためなんでもアリ。笑
でもそれがなんだか心地よくて、私を自由にさせてくれた気がする。


英語力をはじめ、自分自身への課題もみえてきたことだし、
そろそろまた日本に戻ってがんばろうかと思います。



残りの日々はシドニーで英語力アップに励むことにします!




何人かの方に、メールで「ブログ読んでるよ!」って言っていただけて、本当にうれしいです。
ずっとサボっていてすみません。


あの、本当にお金がピンチなのでろくなお土産買って帰れませんが、許してください... otz

ただ応援してくれた方々、支えてくれた家族、たまにメールをくれる先輩、後輩(返してなくてごめんなさい)、こっちで出会った人たち、、、感謝してます!!!


いつかこうして私を成長させてくれたみなさんに恩返しできるように、私もがんばります

こんな自由気ままで無計画な私ですが、これからも温かく見守っていただけるとうれしいです



2010.11.01
田中美里

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