2011年12月27日
好きな映画:Pay it Forward
こんばんは。
今日は、私が好きな映画をご紹介します。
Pay it Forward
(ペイフォワード)
ラスベガスに住むアルコール依存症の母と家を出て行ったDVの夫との間に生まれ、中学1年生になった主人公トレバー。登校日初日に、顔面に酷い火傷の跡がある社会科のシモネット先生が出した課題がこれ。
Think of an idea to change our world
- and put it into ACTION!!
"世界を変える方法を考え、それを実行してみよう!"
中学1年生のトレバーが提案した考え、それが「Pay it Forward」である。
ペイフォワードとは自分が受けた思いやりや善意を、その相手に返すのではなく、別の3人の相手に渡すというもの。 トレバーは、仕事に就かない薬物中毒の男、シモネット先生、いじめられている同級生に恩を渡そうとするがうまくいかず、 ペイフォワードは失敗だったと思い始める。
そんなトレバーを見ていた母親が、彼に内緒でこの運動をはじめることで、トレバーの努力は日に日に報われ、遂にはテレビに取材されるなど、波紋は着実に広がっていき、世界を変えることになる...そんなお話。
衝撃的な結末がありますが、ここでは触れないことにします

私がこの映画を初めてみた時、(※2000年の映画ですが2008年に見ました。)
「そうそう、これだ。私がやるべきことは、これなんだ。」
と、何か心に引っかかっていたものがスッキリして前向きな気持ちになれたのを覚えています。
当時の私は、本当に沢山の方にお世話になっいて(いまもですが・・・)
特に自分に自信がなかった私は「こんなにしてもらっても、私には何もできない。」と
感謝を伝えるどころか、恩を仇で返すような行為をしてしまうこともあり、苦しんでいました。
そんな時に、この映画をみて
「いつか、自分ができるときに、できることを、他の人に渡せばいいんだ。」
という気分になれたのです。
Pay it back ではなく
Pay it forward ということ。
私はいままで部活の先輩や先生、地域のおじさん、バイト先の店長などなど
尊敬する人生の先輩方に数えきれないほど奢ってもらってきました。
そして、決まって彼らが私に言ってくださるのが「その分、後輩に奢ってあげなさい!」と。
ペイフォワード<恩送り>の文化は、この日本に自然と根付いているような気がします。
常に人に親切に、
そして自分ができることを、できる形で
【気持ち】を相手に渡していけたら
きっとステキな世の中になるのではないでしょうか?
最後に、
シモネット先生の最初の授業の中で、こんな台詞があります。
How about...possible ?
It's possible.
The realm of possibility exists where ?
In each of you.
Here.
In each of you.
Here.
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ここだ。(自分のこめかみを指す。)
(日本語訳)
どうだろう‥「できる」は?
それは可能だ。
可能の王国はどこにある?
君たち一人一人の中だ。
ここだ。(自分のこめかみを指す。)
-----
自分で考え、イメージすることが大事だ
という教育はとても大切なことだと思います。
つい、「無理」なんて言ってしまいがちな世の中でも
可能性を信じて、前に進み、まずやってみる!!
自分が自分を認めて、私が行動していくことで
たとえ失敗しても、多くの犠牲を払ったとしても
たった一人の子供に、勇気や元気を与えられたらいい。
私は、そんな存在になりたい。
そしていつか、トレバーくんのように
私が何かをすることによって、世界を少しでも変えることができていたら
「この世の中も捨てたもんじゃないなー」と笑顔で言い放ってみたいと思います

Posted by タナカミサト at 23:26│Comments(0)
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