2012年03月04日

3月4日 先生という仕事












これは、昨年の秋に気仙沼の鹿折小学校で運動会に参加した時の写真。



子どもたちのキラキラした笑顔が、眩しかった。







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私は、今後の日本をより良いものにしていく鍵は「教育改革」にあると思っています。



戦後から続いている、真面目に働く優秀な人材を大量生産する教育はもう古くて

個性を大事にしながら、独創性や表現力を磨いて行く教育が必要だと思う。



そんな考えから、私も教員を目指したことがあったけれど

多少考えは違えど同じように熱意をもって「教育を変えたい!」って言う人に

様々な場所で出会えるようになったので

教育改革は、彼らに任せることにしました。



だから、そのうち日本の教育は変わって行くと思います。



私は、自分のできることをしながら意見を発信していく事と

家庭環境での「教育」、つまり【子育て】の方を

希望ある未来のために頑張るつもりです♪








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昨日、教育学部を卒業した2人と話していて

「先生」という職業について考えてみました。



やっぱり、先生の労働環境は厳しいみたい。

公務員なのに、定時で帰れることは殆どなく、サービス残業の毎日。

かといって、手を抜いたり、自分の采配でうまくやれるような仕事ではないので

「やりがい」がある分、「大変」な印象。



やんちゃな子ども達と真剣に向き合ったあとに、

授業計画を立てて、日誌を書いて、一人一人を丁寧に評価して

3者面談があって、部活もみて・・・って考えただけでも、パンクしそうです。



「学年主任や教頭をみていて、自分も同じ年になった時にあんなに働けるかどうか・・・」って

いつも笑顔の友人が真顔で言っていて、驚きました。









先生達の負担を少し軽減してあげられないのだろうか?



教育改革はまず、教員の労働環境の改善からはじめるべきなのではないかと。

教育の質を向上させるためにも、先生達が働きやすく、

心の余裕をもってクリエイティブな授業ができるような環境を整える必要があると思う。



結局のところ、「教員の労働環境の改善=教育の改善」なのかもしれない。







私は専門家ではないので、詳しいことは分からないけど

いいなーと思っている制度をご紹介。





私が思うに、

教育の多様化や自由化は必須!





・民間人校長


民間人校長とは、公立または国立の小学校、中学校、高等学校、中等教育学校に赴任した、企業人などの前歴に一定の「教育に関する職」の経歴年数がない校長のことである。



もっといろんな人が教育に関与して進めていくべき。

地域のおじさんや、大学生のボランティア、企業などなど。

そういった部分では、杉並区の和田中で民間人校長をやっていた藤原和博氏の学校改革がほんとに素敵。


著書「つなげる力」を読んで感動しちゃいました。

多くの人が関わって子ども達を教育することで、先生たちの負担も軽減されるし

子ども達の社会性が養われ、様々な大人と交流することで知的好奇心が育まれます。



ただ民間人校長は、校長に負担が大きすぎて誰にでもできるわけじゃない。





そしたら、学校自体の選択肢を増やしたらどうか??



・教育バウチャー制度


私立学校の学費など、学校教育に使用目的を限定した「クーポン」を子供や保護者に直接支給することで、子供が私立学校に通う家庭の学費負担を軽減するとともに、学校選択の幅を広げることで、学校間の競争により学校教育の質全体を引き上げようという私学補助金政策。



いまは公立、私立、フリースクール、ホームスクーリングなどの選択肢があるけど

公立だけ無料!なんて、おかしい。

子どもの数に応じて直接保護者に「教育券」が支給されて

国が認可した学校ならどこでも使え、その子どもに合わせた教育が受けられる制度がほしい。

そうすれば、より多様な学校が生まれるし、競争の原理で質も高くなる。

集まってくる子どもの能力がある程度同じなら、授業に着いていけない子への配慮など

先生たちの心配事も少なくなるんじゃないかな。



今年、大阪市で橋本さんや実施しようとしているとか。







そして、小学校ではないし、先生の負担も減らせるかどうか分からないけど

ギャップイヤーも、もっともっと広まってほしい考え方!



・ギャップイヤー


高等学校からの卒業から大学への入学、あるいは大学からの卒業から大学院への進学までの期間のこと。英語圏の大学の中には入試から入学までの期間をあえて長く設定して、その間に大学では得られない経験をすることが推奨されている。



私も大学を休学してオーストラリアに行かせてもらっていたけれど

そこで出会ったヨーロッパの友達が口をそろえて

「高校卒業後に、一度海外に出るのが普通だよ!」と言うのです。

私も海外に出てみて、価値観が変わりましたし、広い視野をもって考えられるようになったと思います。

それまでは高校の授業も大学の授業も受け身でした。だからおもしろくなかった!

海外に出て「自分で考える」という習慣を学んだから、講義も興味をもって聞けるようになりました。





だから、まずは「自分で考える」ということを覚え

もっといろんな価値観に触れられる環境で教育を受けた方がいいと思うのです。

ちなみに、私が「自分で考える」ことを覚えたのは大学2年で彼にフラれた時です。

それまでは、本当に何も考えず、親や先生の言われるがままに生きていました。





その話は、またいつか。



そんなこんなで、思いつくままに書いていたら

かなーり長くなってしまいました。ごめんなさい。









もっと端的に読みやすい文章が書けるよう、修行が必要です。





たまには、こんなブログもいいですよね。





お医者さんや学校の先生、フリーターや旅人、アーティスト、ホームレスまで

いろーんな人が周りにいるから、いろんなことを学べます。



なんて私は幸せ者なんだ。





これからも、私が思うこと、感じたことを

多くの人に発信しつづけられますように。





私もみんなに負けないくらい、上を目指していきますよー!!









美里


























































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Posted by タナカミサト at 22:06│Comments(0)from MUJ blog
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